ツールの選び方
専用機器を買わずに、NFCタグでスマホ制限
タッチしてブロックするという考え方はよいものです。体を使うしぐさは、設定のスイッチよりも自分で言い訳しにくいからです。いらないのはハードのほうです。Android なら、NFCタグでスマホ制限をかけるのに、手持ちのどんなタグでも読み取れます。交通系カード、ホテルのカードキー、10枚入りのシール。同じタッチでブロックのプロフィールを切り替えられます。
このページの内容 (6項目)

タッチしてブロックするという考え方は本当によいもので、何かを買う前に理解しておく価値があります。物にスマホを当てて集中モードにするほうが、設定のスイッチよりも効く理由はシンプルです。体を使う行動は、自分との言い合いの外にあるからです。ドアのそばに物を置き、タッチすると、スマホが切り替わる。交渉する相手のメニューはありません。
いらないのは、専用のキューブです。NFCタグでスマホ制限をするアプリは、タグの識別番号を読んでプロフィールを当てはめるだけのもので、Android は手持ちのどんなタグでも読み取れます。
NFCタグでスマホ制限をかける4つの手順
アプリは英語表示なので、画面名は表示どおりに書いています。
Fluid Friction をインストールし、NFC をオンにする
Google Play から無料で入手し、Android の設定で NFC がオンになっているか確かめます。サブスクは一切いりません。
Tools、NFC/Smart Triggers の順に開く
Add tag を選び、スマホの背面にタグを当てます。アプリはタグの識別番号を記録するだけで、タグには何も書き込まないので、交通系カードもそのまま使えます。
タッチで何をするか決める
プロフィールは切り替え式にでき、同じタグで集中モードをオンとオフにできます。時間を決めて動かすこともでき、タッチで45分間有効になり、そのあと自動で解除されます。スケジュールのプロフィールに切り替えることもできます。
そのプロフィールの強さを選ぶ
ここが単純なブロックより役立つところです。タグでアプリをロックする代わりに、スクロール摩擦を強めることができるので、スマホが使えなくなるのではなく、使いにくくなります。どんな感触かはスクロール摩擦の仕組みで。
タグとして使えるもの
スマホが識別番号を読める NFC チップがついたものなら何でも。書き込みはせず、認識するだけなので、読み取り専用のカードで大丈夫です。
- 交通系カード。タッチで使う交通系カードは、たいていよく読めます。
- ホテルのカードキー。引き出しにある期限切れのものでも使えます。
- 学生証、ジムや図書館のカード。タッチ式のものなら何でも。
- 無地の NFC シール。10枚入りが数百円で売っています。本の表紙の裏、机、寝室のドア枠などに貼りましょう。
- 古いキャッシュカード。使えますが、支払いに使うカードで何度もタッチするのは避けたい人がほとんどです。
タグそのものより、置き場所が大事です。行動が起きる場所に置きましょう。問題が夜のスクロールならベッドの横、勤務時間なら机、通勤用のプロフィールがほしいなら玄関のドアの内側に。
タッチでブロックか、タッチでゆっくりか
ほとんどの NFC 製品は、オンかオフかの二択です。タッチでブロック、もう一度タッチで解除。見た目のいい壁で、壁と同じ失敗の仕方を受け継ぎます。いつか腹が立って、使わなくなるのです。そのパターンはブロックアプリが効かない理由で書いています。
摩擦を強めるタグは、ふるまいが違います。スマホは何でもできるまま。フィードがなめらかに流れなくなるだけなので、10秒のつもりが40分になることがありません。必要なものと自分の間に物理的な物が立ちはだかる、という状況にはなりません。人がタッチをやめるのは、まさにその状況だからです。
こちらの自動化のほうがいいかもしれない
NFC には弱点がひとつあります。タッチするのを覚えておかなければならないことです。「図書館では厳しく、家ではゆるく」がしたいなら、タグはまちがった道具です。肝心なときほど忘れるからです。
Fluid Friction には Wi-Fi のプロフィールもあり、スマホに見えているネットワーク名でプロフィールを選びます。家のネットワークではゆるく、職場やキャンパスのネットワークでは厳しく、覚えておくことは何もありません。読むのは位置ではなくネットワーク名なので、位置情報の許可もいりません。
ほとんどの人は最終的に両方を使います。場所には自動のプロフィール、仕事を始めるときや寝るときのような意図的な瞬間にはタグ。
NFC の専用機器と、ふつうのタグの比較
このジャンルでよく知られた機器、キューブやブランドもののタグは、3つのものをまとめて売っています。
- 体を使う習慣。本物で、価値があり、製品が効く理由です。
- NFC タグ。大量に作れば数円の、受け身のチップです。
- それに反応するソフト。本当の製品です。
価値があるのはタグではありません。習慣は物さえあれば無料で、ソフトはソフトです。こうした機器はたいてい50〜60ドルやユーロほどで、機器に加えてサブスクを組み合わせるものもあります。
ほしいのが習慣なら、今日、財布に入っているカードで手に入ります。ほかに無料でできることはAndroidの無料ブロックアプリで。
| 設定 | タッチで起きること | 失敗するとき |
|---|---|---|
| 専用機器、完全ブロック | 選んだアプリをロック | そのアプリが必要になり、キューブを恨む |
| ふつうのタグ、完全ブロック | 選んだアプリをロック | 同じ。ただしお金は払っていない |
| ふつうのタグ、摩擦のプロフィール | フィードのスクロールに抵抗をつける | 本気で押し切ると決めたとき |
| ふつうのタグ、時間つきのプロフィール | 決めた時間だけ集中モード | そもそもタッチを忘れたとき |
よくある質問
Android でアプリをブロックするのに特別な NFC タグは必要ですか?
必要ありません。交通系カード、期限切れのホテルのカードキー、安い無地のシールなど、スマホが識別番号を読める NFC タグなら何でも使えます。専用機器はタグとソフトを組み合わせたものですが、価値があるのはタグではありません。
タッチすると交通系カードに何か書き込まれますか?
書き込まれません。アプリは次に認識できるよう、タグの識別番号を記録するだけです。何も書き込まないので、ほかの用途で使っているカードも、これまでどおり使えます。
Fluid Friction の NFC ブロックは無料ですか?
無料です。NFC プロフィールは、スクロール摩擦、機能ブロック、スケジュール、制限と同じく、無料の基本機能です。任意のサブスク Fluid Pro で解放されるのは、追加のテーマやダークモードなど見た目の要素です。
タグにタッチするのを忘れたら?
それがタッチでブロックするやり方の最大の弱点です。Wi-Fi のプロフィールなら、スマホに見えているネットワーク名で自動的に切り替わるので、それを補えます。位置情報の許可も、覚えておくことも不要です。
NFC のブロックは iPhone でも使えますか?
Apple の制限の範囲で使えます。待ち受けているアプリでは、タグの読み取りでセッションを始めたり終えたりでき、アラームを止める条件にもできます。iOS のブロックは必ず Apple のスクリーンタイムを通るので、システムの設定は書き換えられません。Fluid Friction は App Store にもあります。
それでも NFC の専用機器を買うべきですか?
機能のためではなく、物のために買いましょう。シールより専用に作られた物のほうに反応する人もいて、それは本当の効果です。でも機能は無料で、ホテルのカードキーで習慣を試すのにお金はかかりません。直接の比較はBrickの代わりで。